浜っ子道場62「横浜市民の森」
桜も開花し、暖かくなってきました。
外で休日を過ごすのも気持ちのいい季節です。
横浜市には、1971年(昭和46)に制定された、
独自の「市民の森」という制度があります。
都市化の進む中で、緑を守り育て、市民の憩いの場をつくるというものですが、
市民の森は、市の土地ではありません。土地を所有している地主さんの厚意により、
横浜市が森を借りて、簡単な整備をして一般に開放しているというものです。
利用時間は日の出から日没まで。
また森の管理は、「市民の森愛護会」の方々によってボランティアで行われています。
一般の公園とは違い、自然の森をなるべくそのままの姿で残そうとしているので、
珍しくなった在来種の植物や、昆虫や小鳥、動物などを、みることができるのです。
逆に、市民の憩いの場として利用してもいいよ!という土地をお持ちの方は、
主に樹林に覆われたおおむね2ha以上の土地で、「市民の森指定同意書・申出書」の
提出後、基準に適合したものであれば、市との間に10年以上の市民の森契約を結び、
その土地を「市民の森」にすることができます。お持ちの方、いかがですか?
最初の市民の森は、1972年に栄区に誕生した5.7haの面積を持つ「飯島市民の森」で、
現在では、横浜市内に26ヶ所、合計415.8haの市民の森があります。
青葉区内には1977年に、面積12ha、1500mの散策路を持つ「寺家ふるさとの森」が
誕生しました。町田市との境にある寺家町全体が寺家ふるさと村になっていて、
なし園・体験温室や陶芸舎、ゴルフのショートコース・テニスコート等の施設があり、
色々な体験ができます。そして昔ながらの横浜の田園風景が色濃く残っているところです。
港北区の「小机城市民の森」は、小机城址である城山がそのまま市民の森に
指定されているという珍しいもので、築城の年代は不明ですが、
小机城は、鎌倉時代に作られたといわれ、本丸や二の丸址、空堀、土塁などが
ほぼ原型のまま残されています。
毎年春に「小机城址まつり」が行われ、2007年は4/1に第15回を迎え、
地元の小中学生約500人が参加する武者行列、パレードがでます。
それぞれの森が様々な顔をもつ市民の森。
これからの季節、お出かけになってみてはいかがでしょうか。
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