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浜っ子道場78「鰻の蒲焼き」

横浜港の河口である帷子川では、ここ2〜3年、水がきれいになってきて、
鰻がとれるのだそうです。中でも70cmの鰻がつかまったというニュースも。
その鰻は、地元の商店街や、少年野球の子供達など10人程で蒲焼きにしたのだそうです。
横浜で鰻とは、意外なかんじがするかもしれませんが、
昔むかしの横浜では、鰻が採れていたのだそうです。
かつての横濱村の野毛浦で鰻が獲れたのだとか。
そして海ではふぐが獲れていたので、
ふぐと鰻の両方を食べさせる店が多かったのだそうです。
確かに、野毛や関内などには、ふぐと鰻が並ぶお店が今でもあります。
そして、その鰻の食べ方にも特徴があったのだそうです。
大正時代から調査が始まり、昭和6年から発刊された「横浜市史稿」という
横浜の歴史の本には「鰻」の項目があり、
「江戸時代後半には、横濱村では味噌を醤油で溶いたタレを塗って食べていた。
それが横浜村独自の食べ方である。東海道を行き交う人々は、
これを食べるのがツウだった」という記述があるのだとか。

この記述をヒントに鰻の「濱蒲焼」を復刻したのが、
関内のふぐ、鰻料理の料亭「濱新」さん。
こちらのお店では、私も頂いたことがある「ペリーの饗応料理」を再現したり、
2003年のハマカレーグランプリを獲得する等、昭和4年創業の老舗でありながら、
チャレンジ精神が旺盛な浜っ子魂が感じられるお店です。
レシピがあったわけではないので、想像しながら作ったのだそうですが、
それは、醤油で焼いた後、八丁味噌等をブレンドした味噌を上に塗って焼いたものだとか。
味噌ダレの鰻が横浜独自の味。これを食べれば、夏を乗り切れるかも!?

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