浜っ子道場80「称名寺」
金沢区にある称名寺では、GWと、夏、そして年末年始に
ライトアップが行われています。
横浜の名刹というと…あまりイメージはありませんが、金沢山称名寺は、
とても歴史のあるお寺で、北条実時が六浦荘金沢の居館内に建てた持仏堂(阿弥陀堂)が
その起源とされています。のちの1267年(文永4年)に、下野薬師寺の僧、
審海を招いて真言律宗のお寺となりました。その後、北条氏一族の菩提寺として、
鎌倉時代を通じて発展しましたが、鎌倉幕府滅亡とともに、衰退してしまいます。
現在、境内は国の史跡に指定され、金堂前の浄土式庭園は、1320年(元応2)に
整備されたものといわれています。
又境内をぐるりと取りまく山林は「称名寺市民の森」となっていて、
1950mにおよぶ散策路も整備されています。
称名寺よりも、京急線の駅名にもなるる金沢文庫の方が有名ではないでしょうか。
金沢文庫は、実時が病で没する直前の1275年(建治元)頃、
居館内に設けた文庫が起源で、実時が収集した政治、歴史、文学、仏教などに関わる
書籍が収められていました。北条氏滅亡後、称名寺にその管理がゆだねられていましたが、
お寺の衰退とともに、蔵書は流出。徳川家康が持ち出した数はかなりなものだと言われ、
江戸城内の富士見櫓に富士見亭文庫が設立されている他、
「金澤文庫」の蔵書印が捺された古写本は、現在も日本各地に残っているのだそうです。
1930年(昭和5)には、神奈川県立金沢文庫として復興、県立図書館として活動し、
1990年(平成2)には新館も完成。現在は、中世文化に関する博物館兼、
図書館の役割を果たし、国宝、重要文化財なども多い称名寺所蔵の文化財は、
本尊弥勒菩薩像など一部を除いて、金沢文庫に寄託されているのだそうです。
| 固定リンク
「横浜・浜っ子道場」カテゴリの記事
- タワーミライト(2011.12.23)
- ポルタの三塔(2011.12.19)
- カップヌードルミュージアム(2011.11.26)
- クリスマス♪(2011.11.26)
- 夜の横浜(2011.01.21)







コメント