浜っ子道場97「伊勢山皇大神宮」
年末年始のお出かけの楽しみは色々あるとおもいますが、初詣にはいかれますか?
横浜市西区に「横浜の総鎮守」とされ、「関東のお伊勢さん」として知られている
「伊勢山皇大神宮」があります。創建されたのは明治3年(1870)。
もともと寒村であった横浜は開港場となり、その当時、貿易の街として急速に
発展していました。そんな中で、神奈川県は、外来文化に接する横浜で、
外国との国柄の違いを胸に刻み、国家の鎮護を祈る事を目的として、
神社が必要だと考えたのだそうです。
そのため戸部村海岸、岩亀横丁近くの伊勢の森の祠であったものを、
明治3年4月に、当時の神奈川県知事、伊関(いせき)盛とめが
三重県の伊勢神宮から分霊を受け、現在地の野毛山に遷座。
その際に、地名も野毛山から伊勢山に変わりました。明治政府の方針に沿い、
富士山信仰を重ね合わせ、港と富士山を結ぶ線上の高台に建てたのだそうです。
又11月には、伊勢神宮の遥拝所とし、県内の総社となる規模に整備することを願い出る
「建白書」が提出され、翌月許可がおり、神奈川県が国費によって、
伊勢神宮内宮の御祭神と同じ天照大御神を祀り、横浜の総鎮守として創建されました。
その後、開港場である長崎・神戸にも同様の神宮遥拝所が作られることに
なったのだそうです。例祭は5月15日ですが、戦前は市内の官公庁をはじめ、
会社、工場、学校も休日となり、市民挙げてのお祭りだったのだそうです。
さて現在の社殿は、昭和3年(1928)建造。
境内には、日本最古の神社、大和・大神(おおみわ)神社の祭神、
大物主(おおものぬし)大神が宿る磐座(いわくら)を遷座し、
祀っている「大神神社」や、明治初めに特に養蚕・海運関係者の信仰が篤く、
生糸及び蚕種の守護神である「杵築宮(きづきのみや )」、
元野毛四丁目あたりに鎮座していた野毛地区の氏神様で、第二次大戦禍で炎上してしまい、
昭和26年から杵築宮に合祀されている「子之大神(ねのおおかみ)」も祀られています。
御利益は、厄除、交通安全、安産、合格、方位除、家内安全、営業繁昌、心願成就、
旅行安全と幅広く、高台からみなとみらいの街並を見下ろせる素晴らしい眺めも人気。
2007年は、16万5000人もの人出があったのだそうです。
お正月の初売りと一緒に初詣を楽しんでみてはいかがでしょうか。
| 固定リンク
「横浜・浜っ子道場」カテゴリの記事
- 崎陽軒横浜工場(2012.04.29)
- タワーミライト(2011.12.23)
- ポルタの三塔(2011.12.19)
- カップヌードルミュージアム(2011.11.26)
- クリスマス♪(2011.11.26)







コメント