
日本にいながらにして、世界の料理を食べまくる「世界を食らう!」
今回は、ルーマニアです!
今回は、東京メトロ銀座線「銀座駅」A2出口から、
銀座中央通りを新橋方向に歩いて5分のところ、
銀座7丁目にあります、
「ルーマニアンレストラン・ダリエ」さんです。
ビルの地下1階にあり、看板がでているのですぐにわかると思います。
お店のシェフの及川さんにお話を伺いながら、料理をいただきました。
まず、ルーマニア料理とは…。
主食は、パンも食べますが、
「ママリーガ」というとうもろこしから作ったものがあります。
お肉は、鶏、牛、豚、羊など。
お野菜は、日本のものとは、ちょっと質が違うとか。
煮込み料理が多く、見た目よりもあっさりしたごった煮みたいなものが多くて、
スパイスは、香り程度に使用したものが多いのだそうです。
さっそく1品目です。
ルーマニア料理の定番オードブルを頂きました。
まずは、ピンク色の魚卵ペースト「サラタ・デ・イクレ」。
ルーマニアでは鯉のたまごを使用するそうですが、
日本では手に入らないのでタラコを使用しているそうです。
生の玉ねぎと一緒にパンにのせて食べます。
日本で「タラモ」も一般的になっていますが、
そんな感じ。とってもなじみのある味です。
続いては、焼きなすのペースト「サラタ・デ・ビネテ」。
これも同様にパンにのせて食べます。
色は、黒い魚のすり身のような色をしていますが、
これは、焼きなすを水分を切って細かくたたき、オイルと塩で仕上げたもの。
蒸すような感じで香りを閉じ込め、手間がかかるものだそうです。
と、いうだけあって、焼きなすの香ばしい香りが感じられる
とても香りもおいしいペーストでした。
続いては、いんげんのスープ「チョルパ・デ・ファッソーレ・ベルデ」をいただきました。
チョルパとは、ルーマニアのスープの名前。
黄色いスープで、上にはサワークリーム。そして油。
レモンを使用した酸味のあるスープです。
具にいんげんと、人参、たまねぎ。
いんげんは、日本では歯触りが楽しめるように堅めで調理しますが、
ルーマニアではくたくたになるまで柔らかく煮、青臭さをなくします。
このスープの酸味とあいまって、食感も柔らかいので、
「りんごのシロップ煮」のようなかんじ。
独特ですが、ヤミツキになる味でした。
さて、メインディッシュです。ルーマニア風ロールキャベツ「サルマーレ」を
「ママリーガ」と一緒にいただきました。
塩漬けキャベツに豚のひき肉、こしょう、きだちはっか、 トマトペースト、米飯などを入れて巻き、
ベーコンと共に煮込んだ後、オーブンに入れて焼き上げたロールキャベツです。
このロールキャベツは、とても手がかかっていて、
まず、キャベツはまるごと14日間、ピクルスにしたものだそうです。
そして、お米、玉ねぎ、ひき肉を包み、煮ると蒸すの間の調理法で
できたものだのです。香辛料は強くなくてほんのり。
お米の粘りが甘味をだしていて、とってもおいしい。
そして主食の「ママリーガ」は、とうもろこしのあらびきを、
牛乳で煮固めたもの。ほわっとしていて、ねっとりしていて、
料理と一緒に食べてもよくあいます。
そのまま食べてもコーン味。粟のような、感じもありますが、
私はそのまま食べた方が、コーンが味わえて好きでした。
最後に代表的なデザート「パパナッシュ」です!
これを食べに来る人が多いという人気のデザート。
一番上の写真。ビジュアルだけでもヤラレちゃうでしょ!
これは、ヨーロピアンドーナツともいいますが、
主原料はチーズ。そして粉と卵を使っています。
こちらのお店では、カッテージチーズをつかっていて、
生地は甘くありません。それにサワークリームとチェリーソース、
粉砂糖がかかっています。
食べると外はサクサク!中はふわふわ!軽くてすっきりとした甘さ。
いくつでもいけちゃいそう…。
ルーマニアでは、一人分で基本的に2個でてくることも多いそうですが、
それくらいいけちゃいそうです。
ただし、このパパナッシュ。これでレストランの技量が試されてしまうくらい
作るのが難しいそう。生地を形作るのも難しくて、
そして揚げ方にもコツがあるのだそうですよ。
星がつくようなレストランでも・・・おいしいお店に出会うのは大変みたい。
でも、ダリエさんのパパナッシュは衝撃でした!
ホント、今年一番ってすでにいってもいいくらい、おいしかった!!!
このパパナッシュ。グルメな女子は是非体験してもらいたい。
甘いのが苦手な男子にもオススメです。
さて、本格的なルーマニア料理、そしておいしいパパナッシュが味わえる、
このお店、ダリエさんは、昭和54年にオープン。
先代のオーナーがルーマニアの大使と交流があり、
当時の日本にはルーマニア料理のレストランがなかったので、
オープンすることにしたのだそうです。
でも当時、社会主義国だったルーマニアとは、
日本の民間会社対、国との交渉だったので、とても苦労されたのだとか。
今では、日本に来ているルーマニア人の中では知らない人はいないほど。
ルーマニアでもよく紹介されるお店となり、
ルーマニア人にもとても好評なのだそうです。
それは、日本人の口にあわせることなく、ルーマニアのレシピで作っているから。
また、ワイン好きで知る人ぞ知る、おいしいルーマニアワインも
4社10種類あつかっているそうなので、ワイン好きにもオススメです。
最後に、シェフの及川さんは、
「日本からルーマニアへの直行便は今、運行されておらず、
ツアーも少ないので、食文化だけでも親しんで欲しい」と
お話されていました。
店内は、ルーマニアの民芸品や、ランチョンマットなど
インテリアにもこだわっていて、そして老舗の風格がただよっています。
コースで頼むと、リーズナブルに楽しめるようですよ。
そして、パパナッシュは、絶対食べて!!!
ルーマニアンレストラン「ダリエ」
営業時間:ランチ 月〜土 11:30〜15:00
ティータイム 13:30〜16:00
ディナータイム 17:00〜22:30
ラストオーダー 21:30
定休日:日曜日
電話:03-3573-3630
www.darie.co.jp





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