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浜っ子道場105「ボストン」

横浜らしいお菓子といって思い出すものはありますか?
お土産品としてのハーバーや、ニューグランドのラムボールがなどがあげられるでしょう。

私はもう一つ、思い出すケーキがあります。それは「ボストン」。
正式には「ボストンクリームパイ」というものです。このケーキはその名の通り、
アメリカのボストン生まれ。1855年創業の老舗ホテル「オムニパーカーハウス」の
ベーカリーで焼かれ、パイの皿を使ってスポンジを焼いたので、
ケーキなのにパイという名前がついたのだそうです。
ふわふわのスポンジに、生クリームとカスタードクリームがサンドされ、
表面には、細かい模様が描かれています。
このケーキを作っているのが、伊勢佐木町5丁目にある「浜志゛まん」。
以前は、馬車道にも店舗があり、私はそちらをよく利用していました。
このお店は、大正2年に和菓子店の「市村菓子店」として創業。
「浜志まん最中」が人気の商品だったのだそうです。
そして昭和32年(1957)。日本郵船のアメリカ航路の客船で腕をふるった
パティシエを招き、洋菓子を始めました。横浜出身の国民的歌手、
美空ひばりさんのバースデーケーキを手掛けたこともあったのだそうですよ。
そして「ボストン」は、50年の歴史を持ち、現在へと受け継がれていっているのです。
時代の流れによって、和菓子から洋菓子へと移り、そして、ボストン自体も、
ヘルシー志向の時代に合わせて砂糖の量やお酒などレシピを変えてきているのだそうです。

変化を恐れずに進化し続けるのが横浜流。
ボストンは、ホールもあるし、食べきりのミニサイズもあり、
イートインもあるので、まだ味わったことのない方は、是非おためしを。

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