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浜っ子道場111「新金沢八景とシーサイドライン」

金沢区の金沢八景のその風景は、
現在、そのほとんどがみられないということで、
「横濱金澤シティガイド協会」主催、金沢区制60周年の記念事業として、
「新金沢八景」が投票で選ばれ、2月末に発表されました。
あらかじめ選定された16景の中から、平成20年1月の一ヶ月間、
区民投票を行い、1万1642票集まった中から選定されたのだそうです。

その結果、8488票を集めた
「1.春色(しゅんしょく):西柴の桜トンネル」をはじめ、
「2.潮干(ちょうかん):海の公園の白砂青松」
「3.展望(てんぼう):海と緑を巡るシーサイドライン」
「4.一望(いちぼう):金沢自然公園からの眺望」
「5.彩色(さいしょく):八景島の紫陽花」
「6.白帆(しらほ):横浜ベイサイドマリーナの夕景」
「7.古道(こどう):朝比奈切り通し」
「8.梅花(ばいか):能見堂跡」

西柴の桜のトンネルとは、称名寺へ続く西柴商店街の両脇に立ち並ぶ、
100本の桜のトンネルで、ぼんぼりを灯すライトアップが
きれいなのだそうです。

また、展望が美しく、私も好きなのがシーサイドラインからの景色。
金沢シーサイドラインは、JR根岸線の新杉田駅と
京浜急行の金沢八景駅間14駅、10.6km結ぶ新交通システム。

金沢八景駅からちょっと離れていますが、計画上は直結する予定で、
現在暫定の仮駅での営業で、11.5kmをつなぐ予定なのだそうです。
1989年(平成元)7月5日に開業当時、
運輸省規格の新交通システム第一号として開通しました。

新交通システムとは、ゴムタイヤで動く、
バスと電車の間のような乗り物で、電気で走るので排ガスがなく、
タイヤで走るため、振動が少ない。専用軌道を走るため
渋滞の心配もないという、いいとこどりの乗り物です。
タイヤというと、パンクを心配する人もいるかと思いますが、
万一パンクした場合にも安全に走行ができるように、
タイヤの中に中子(なかご)という鉄の車輪が入っていて、
重い重量を支えるためホイール自体も強化され、
タイヤ1本160kgもあるのだそうです。

開業時はワンマン運転されていましたが、
1994年(平成6)4月から自動運転を開始。
そして、市営地下鉄でも採用されている「全席優先席」を、
開業当初から採用されています。

又、地域の環境だけではなく景観の調和にも配慮し、
ほぼ高架を走る軌道を支えるピア(橋脚)には、
ワイングラス型・T字型・Y字型など、
周辺の状況を考えた上でデザインを使い分け、
細いスリットを入れてスマートに見せるなど、
デザイン上の配慮もされています。

美しい眺望が楽しめ、そして自身も美しい景観を形づくる。
それだけではなく、環境にもやさしい。
シーサイドラインは一歩先行くの乗り物ですね。

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