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浜っ子道場138「山手111番館」

港のみえる丘公園の中にある「山手111番館」の前には
ローズガーデンがあり、現在は、秋のバラが見頃を迎えています。

横浜市指定文化財となっている。山手111番館は、
1999年(平成11)に公園が再整備された際、
ローズガーデンの開園と同時に開館しました。
同じく山手西洋館として横浜市緑の協会によって管理されている
イギリス館の南側に立つ、スパニッシュスタイルの洋館です。
この建物は、横浜山手聖公会やベーリックホール、根岸競馬場観覧席なども
建築した、アメリカ人建築家J.H.モ-ガンの設計によるもので、
1926年(大正15)に横浜で両替商を営んでいたラフィンの居宅として
この地に建築された、モーガン建築の代表ともいえる建物です。
赤い瓦屋根に白壁の建物は、地下階がコンクリート、
地上が木造2階建ての寄棟作り。
創建当時は、地下階部分にガレージや使用人部屋、
1階に吹き抜けのホール、厨房、食堂と居室、
2階は海を見晴らす寝室と回廊、スリーピングポーチを配していました。
横浜市は、1996 (平成8)年に敷地を取得し、建物の寄贈を受けて保存、
改修工事をおこない、1999 (平成11)年から一般公開しています。
設計者モーガンに関する展示もおこなっています。

J.H.モーガンは、1873年、米国ニューヨーク州の生まれで、
1920年(大正9)に日本フラー建築会社の設計技師長として来日。
フラー社を退社後、自身の事務所を開設し、東京や仙台、神戸などにも
建物を建築しますが、その作品の半数以上は横浜に建てられているのだそうです。
1928年(昭和3)に自身の設計によるユニオンビルディング内に事務所を構え、
1937年(昭和12)、63歳で亡くなるまで、建築の仕事に携わり、
現在、モーガンは山手の外国人墓地に眠っています。

現在、ローズガーデンから入る地下階部分には、
「ローズガーデンえの木てい」があり、ティールームと薔薇の雑貨などが
売られているショップスペースになっています。
バラのソフトクリームも、ローズガーデンを見ながら食べられますよ。

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