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浜っ子道場153「国道16号線」

横浜の主要道路でもある国道16号線は、
東京環状道路という通称があるように、
東京都心より半径30km、東京の外郭に輪を描くように通り、
東京湾を海上で渡り、リング状につながる
延長約330kmの幹線道路です。
起点であり、終点なのが神奈川県横浜市西区高島町。
国道1号と交差する高島町交差点で、八王子市、大宮市、
千葉市、木更津市、横須賀市を経て、
再び横浜市に至る環状道路になっています。

主要な都市を結ぶため、とても混雑する道路であるのは
いうまでもありません。
特に横浜市保土ヶ谷区藤塚町から、
東京都町田市鶴間までの12.9kmを結ぶ、
1974年に開通した保土ヶ谷バイパスは、東名高速道路、
横浜横須賀道路、横浜新道などの幹線道路を連絡し、
国道16号周辺の交通混雑緩和を目的につくられた
自動車専用道路ですが、平日24時間交通量は17万4千台で、
日本一交通量の多い国道となっています。

さて、国道16号線の横浜-横須賀間が、
国道に指定されたのは1887年(明治20)。
この横浜~横須賀間は、横須賀港が1877年に
横須賀鎮守府(軍港)に指定されたことによってできた
浦賀往還が前身になっています。
一級国道16号となったのは、1952年(昭和27)のことでした。
また、相模原市の中心は道幅が広いですが、これも戦時中に
軍都計画が持ち上がった際、緊急時に滑走路として
使えるようにした為だそうです。

そして江戸時代の横浜と八王子間の道は、
神奈川宿から八王子を経て甲州街道へと通じる
主要な街道で、年貢の輸送や、村の産物を運び交換するなどの、
重要な道路で元禄・享保の頃から街道として使用されていました。
幕末から約50年間は、上州、秩父、信州、甲斐一円から生糸が、
当時桑都と呼ばれた八王子に集まり、生糸を横浜港に運ぶ
八王子街道として利用されました。この全長約35kmの道は、
日本のシルクロードと呼ばれています。
明治の頃は、津久井の生糸、絹織物を買い付けに往来する
外国商人の姿も多かったのだそうですよ。

横浜から出発している国道16号線は、今も昔も重要な道。
通りながらも歴史を垣間みられる所が多くありますよ。

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