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浜っ子道場170「象の鼻パーク」

横浜市が開港150周年に伴い再整備をしていた象の鼻地区が、
6月2日の開港記念日に、「象の鼻パーク」としてオープンしました。
象の鼻は、以前も紹介しましたが、大さん橋の付け根からのびる波除堤の
遺構の事で、その曲線を描く形から名付けられました。
新港埠頭から山下公園を結ぶ水際と日本大通の突き当たり、
東西上屋倉庫があったところに位置しているその周辺地区、
面積は約4ヘクタールが、総工費43億円かけて、公園として整備されました。
他にも工事を進める中で、発見された遺構もあるそうです。
岸壁から横浜税関の輸入上屋への荷役を担った、
明治20年代の車両の方向を変えるターンテーブル、
横浜関税倉庫の建物基礎、関東大震災により沈下した、
開港初期の石積み防波堤の一部。それらはそのままの位置に残した状態で、
みられるのだとか。その歴史解説板も10カ所に設置されているのだそうです。

海を見渡せる「開港の丘」には休憩所の「象の鼻テラス」。
ここは、カフェスペースであり、展示などのアートスペースとしても利用されます。
開港波止場は、イベントスペース、そして象の鼻波除堤は、
港の新たなビュースポットになります。
また、公園内に円形状に並んだ64枚のスクリーンパネルは夜間、
電球色からロゼ、青の三色へと変化し、幻想的な空間、夜景を楽しむ事ができるのです。

又、旅客船用の桟橋も完成し、6月6日から供用開始。
長さ25m、幅4.5m。象の鼻に向けた海面に突き出す形で設置され、
最大四隻が係留可能な桟橋で、表面はデザイン性を重視し、
ウッドデッキと軽量コンクリートで覆われています。
周囲には転落防止ポールが24本が設置され、ステンレスのワイヤを張られています。
さらに、ポールにはめこまれた発光ダイオード(LED)による間接照明で、
夜間でも乗降できるようになっています。
この桟橋は、京浜フェリーボート、ケーエムシーコーポレーションの
2社の共同事業体で、総工費約7千万円かけて作られ、両社の十隻の船が
主に利用するのだそうです。

横浜の観光地と観光地の間にあり、船も楽しめる公園。
横浜の歴史を感じさせる古くて新しいスポットです。

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