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浜っ子道場173「近代街路樹発祥地」

町に植えられた街路樹は、横浜が発祥。
馬車道商店街が近代街路樹発祥地です。
それまでに、日本では街道にうえら並木や、参道の並木などはありましたが、
そのような都市整備上などで作られた並木とは違い、
その土地の人々による、景観のために植えられたのが街路樹です。

慶応3年(1867)、馬車道の各商店が、店の前に
柳と松の街路樹を植えたのが始まりで、
人口過密の状態にあった横浜の、その景観を美しく見せるというのが
第1の目的で、馬車道沿いの色々な店が、競って自分の店舗前に、
この柳と松を植樹していった為、馬車道の景観は、
たちまち美化されていったのだそうです。
その後登場した日本初のガス灯が点灯されると、街路樹は更に美しく映え、
道行く人々の目を楽しませたのだそうですよ。
柳と松が選ばれた理由は、それぞれが環境の変化に強く、
また育てやすい樹種だったからだそうです。

この並木は大正12年(1923)の関東大震災で焼失し、
現在では昭和52年(1977)以降に植えられた74本の「アキニレ」と
2本の「ハナミズキ」に代わっています。
これは、昭和51年の再開発で当時の商店街の役員さんが検討し、
「アキニレ」はこの地が日本での南限で、落葉樹で季節感があり、
車の排気ガスに強いということ等を考慮に入れた結果決まったそうです。
また、「アキニレ」は長年害虫にやられたために、平成14年度の再開発で、
76本中26本新しくされました。
馬車道広場に2本の「ハナミズキ」がありますが、花の色は、一本は赤で、
もう一本は白なのだそうですよ。
馬車道の交差点に「近代街路樹発祥之地」の碑が建てられていますが、
これは、昭和54年(1979)、横浜市が開港120周年記念事業の一つとして、
たてたものです。

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