浜っ子道場186「横浜サイエンスフロンティア高校」
横浜の150周年記念事業は、イベント以外にも行われたことがありました。
次の150年に向けての出港をテーマに、
「人材を育成する」ということも事業の一つ。
そこで新しい学校が開設されました。
「先端科学技術の知識を活用して、世界で幅広く活躍する人間」の
育成を目指す、県内で初めてとなる理数科の専門学科高校」として、
2009年4月5日に鶴見区にある京浜臨海部研究開発拠点
「横浜サイエンスフロンティア地区」の一角に
「横浜サイエンスフロンティア高校」が開校しました。
事業費は約94億円で、市立高校としては30年ぶりの新設高校で、
初年度の受験倍率は5倍、県下公立高校で最高倍率となったのだそうです。
横浜サイエンスフロンティア高校は、はまぎんこども宇宙科学館館長で
東京大学名誉教授の和田昭允(わだあきよし)さん、
ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊さんなど、
5人のスーパーアドバイザーを迎えています。
さらに「科学技術顧問」として50人を超える大学・大学院や、
企業の研究者等、外部専門家のサポートを受け、
人材の育成を目指すという学校です。
また、横浜市の姉妹都市のひとつであるカナダ、バンクーバーの
「デイビッド・トンプソン・セカンダリー・スクール」と姉妹校提携を
結んでいるのだそうですよ。
そして横浜市立高校なので、学区は、横浜市内全域ですが、
神奈川県では唯一の公立理数科高校であるために、
学区外からも定員の30%を上限として
入学を許可するのだそうです。
校舎内には、生命科学実験室、ナノ材料創製室、環境生命実験室、
電子顕微鏡室などの20の実験・実習室を備え、冷暖房や校内LANが完備。
天体観測ドーム、トレーニングルーム、生徒用コンピュータ400台などがあり、
また、小中学生向けに科学講座や体験会を企画予定。
市民が科学に親しむ機会も増えて行きそうです。
ちなみに校歌「知の開拓者」の作詞作曲を手がけたのは、
横浜市出身のシンガーソングライター、オオゼキタクさん。
「新しい横浜」を作って行くのにふさわしいのではないでしょうか。
150周年をきっかけにこれからの横浜は理系に強くなるのか、
楽しみなところです。
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